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【DENON】PMA-SX のアンプ買取事例!買取金額はいくら?

このページでは【DENON】PMA-SX の買取事例を紹介しています。買取金額の相場の参考になったり、実際の買取の現場のイメージがつくと思いますのでアンプの売却を検討している方は是非ご覧ください!

目次

【DENON】のPMA-SX の買取金額

200,000円

【DENON】のPMA-SX について

「入力された音声信号を忠実に増幅する」、「あらゆる信号レベルを扱い、多種多様な特性を持っているスピーカーを難なく駆動する」これらがプリ・メインアンプに求められる性能と考えられた。
シンプルな故に妥協を許すと結果は直ぐ音に現われ、数字だけでは見えてこないオーディオの深さを感じる。
私達はSA1で得られた優れた性能を引継ぎ、その能力をさらに引き出すことをSXに求めた。
グスタフ・マーラーは自ら完成した中では最後の交響曲で、真のアダージョをもって「死」を表現するためには、前作で一千人の大音響を必要とした。
マーラーは、100人を超えるオーケストラの大音響のなかに冷徹なまでの静寂を聴き取っていたのかもしれない。
作曲家としてよりも指揮者として活躍していたマーラーは、作曲家として認められない腹いせに「いつか私の時代が来る。」と語っていたという。
その時代とは、まさに今なのか。
マーラーが感じ取った大音響の中の静寂、まさしく“剛”のなかの“柔”。
それを理解するには優れたメディアの登場が不可欠だった。
アンプにおいて繊細な表現を可能にするには、できるだけシンプルな構成とすることが理想。
しかしシンプルな回路で大出力を得るには桁外れの大電流をあつかえる素子が必要。
DENONでは1993年発売のPOA-S1の開発時に、この現実を克服する素子と回路構成を開発、以来理想回路として大電流増幅素子UHC(Ultra High Current)-MOSによるシングルプッシュプル回路を一貫して採用。
UHC-MOSはバイポーラトランジスタと同等以上の増幅率を有し、一般のMOS-FETの35個分、バイポーラトランジスタの3個分の電流リニアリティを1個の素子で可能にしている。
MOS-FETの持つ繊細な音質再現能力と、抜群のスピーカードライブ能力を兼ね備えている。
マーラーの描いた、まさに「消え入るようなヴァイオリンのソロから天地を揺るがすフルオーケストラの大音響」を余すことなく描ききる。
音楽が深化してゆけば表現は自ずと細部に向かう。
弱音部を正確に表現するためにはアンプ内部が静かでなければならない。
アンプ内で最も大きな振動源である電源トランスとコンデンサーを砂型鋳物のケースに納め、堅牢なシャーシに固定したうえ、フットの直上に配置するなど徹底した防振構造をとっている。
さらに、異種材料によるハイブリッド防振構造で不要振動を排除。
微細なノイズ感を除去し、デジタルオーディオの静寂感を極限まで引き出す。
POA-S1の開発以来アンプの理想的増幅素子としてUHC-MOSを採用し、シングルプッシュプルによる大出力アンプという回路構成を実現している。
UHC-MOSはMOS-FETの持つ繊細な音質再現能力も合わせ持ちながらバイポーラトランジスタと同等以上の増幅率を有し、一般のMOS-FETの35個分の電流リニアリティを1個の素子で可能にした。
大電流が扱え、リニアリティにも優れたUHC-MOSだが、単体では耐圧が低く接合容量が大きいという使い難さが一面にある。
この課題を解決して安定動作と変換特性の良さを引き出すのが“カスコードブートストラップ接続”。
UHC-MOSにかかる電圧を常に一定にコントロールし、接合容量の大きさも解決。また、温度安定性も格段に向上しUHC-MOSの優れた特性を安定して引き出すことに成功している。
カスコードブートストラップ接続による安定した動作を得ているため、電圧増幅段をシンプルな構成とすることができ、色づけのない無垢な音楽描写能力を実現している。
また、音楽信号を汚す原因となるソース抵抗を抹消し、高いドライブ力を備えた出力段とスピーカーとを直結する回路構成を実現している。
全段バランス構成とし、BTL接続により出力を得ている。
これによりパワーの割に内部電圧を低く抑えることができるため、低電圧用の優れたデバイスの採用を可能としている。
また、ノイズや回路間の干渉も低く抑えることができ、さらにはスピーカー出力電流がアース回路から分離されるため、スピーカーは純粋に出力段によりドライブされることになり高いドライブ能力を発揮することができる。
にじみのないリアルな空間表現を可能にし、活き活きとした躍動感あふれる音楽描写を可能にしている。
本機では入力に対しバランス、アンバランス両方に対応するINVERTED Σ BALANCE回路を搭載。
前段での個別の変換回路を不要とし、ダイレクトにBTL構成のパワー段に入力されるバランスダイレクト設計としている。
出力段のUHC-MOSとともにシンプル&ストレート思想を貫き、澄み切った響きの美しさを再現していく。
低歪率カーボンインクや金メッキ多接点ワイヤブラシを採用し忠実な音楽再現性を実現、最大減衰量の-120dBまで高精度の音量コントロールを可能としている。
外部振動の影響や外来ノイズの混入を排除する黄銅削り出しケースの採用により高音質と高いチャンネルセパレーションを得ている。
磁界の中で電流が流れるとフレミングの法則により電線には動こうとする力が発生し。電源トランスの中には商用電源の交流電流が流れるために、この周波数の振動が僅かながら発生することになる。
振動を抑制するためにコアと捲き線に樹脂を含浸(がんしん)したり、ケースに封入したりします。強力なトランスになればなるほど発生する振動も大きくなり、固定方法によって音質は著しく影響を受ける。
PMA-SXでは、ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクションの思想をより徹底。
電源トランスとコンデンサーをインシュレーター(フット)の直近に配置し、さらにこれらをカップリングするステンレス製のバス・バーを配してグラウンドと直結することによって、不要な振動の伝搬とノイズ流出を徹底的に防止した。
微小信号領域でのリニアリティが向上し、見通しの良い音像定位を実現している。
強力な電源部は反面、振動やリーケージフラックス(漏れ磁束)によって音質を阻害する要因も併せ持つ宿命にある。
リーケージフラックスは、静電誘導によって直接インピーダンスの高い回路に飛び込んで雑音(ノイズ)を発生させるだけでなく、シャーシやグラウンド回路を通じて間接的に雑音成分を増加させるため、低減させることは非常に重要な課題。
PMA-SXでは、トランス単体のシールドを強化し、リーケージフラックスを低減。
聴感上のS/N比をアップするなど、さらに繊細な表現を可能にした。
アンプの中で一番の振動源である電源トランスを防振特性に優れた砂型鋳物ケースに封入。
また、振動の影響を受けやすいコンデンサーの固定にも砂型鋳物ホルダーを採用。
振動による音質への悪影響を最小限に抑え、濁りのないクリアーな再生を実現している。
御系回路はプラスとマイナスの2電源間で動作。アース回路へ流れる電流を極限まで減らしノイズによるア-ス電位の揺らぎを排除、増幅基準電位を明確にすることで、音の定位を明瞭に再現している。
サイドパネルには、高級楽器にも使用されるバーズ・アイ・メープルの天然木(全面突き板仕上げ)を採用。
天然木を使用していますので、一枚一枚の木目が異なっている。
オーディオマインドあふれる美しいそのフォルムが心地よいリスニングタイムを演出する。
またボリウムノブにも天然木を採用。自然との調和を演出するとともに使うほどに味わい深く、末永くご使用いただける。
電源部は、大電流を要求される出力段と安定性を必要とする電圧増幅段をトランス巻線の段階から分離設計。整流用のコンデンサーには低インピーダンス電極箔を採用した大容量高音質電解コンデンサーと周波数特性の異なる高音質コンデンサーを組合せ、広い周波数帯域にわたって低インピーダンス化を図っている。
また、整流素子には低損失、低ノイズ、ハイスピードのショットキーバリアダイオードを採用、クリーンな電流供給を実現した。
さらに、リレーなどのコントロール系もトランス巻線から別系統とするなど、音質への影響を考慮。
イコライザー/入力部、ボリュームコントロール部、x電圧増幅部、電力増幅部、電源部、コントロール部を独立配置した6ブロック構成シャーシを採用。
1.6mm厚の銅メッキを施した鋼板によるシャーシは、外部振動や各回路間による干渉の影響を防いでいる。
独立した専用安定化電源回路を備えたフォノイコライザー回路は、ローノイズFETを初段に使用し優れた特性を備え、高音質でレコード演奏を楽しめる。
イコライザー回路のみのPOWER ON/OFFも可能ですので、僅かなライン入力への干渉も断ち切り、純粋にCDなどの再生をお楽しみいただける。。
色づけのない無垢な音楽再生をめざして信号経路のシンプル&ストレート化を徹底。プリアウト/メインイン端子、トーンコントロール、ラウドネス、ミューティング、ヘッドホン端子は装備していません。
削り出し金メッキピンジャック、OFC内部配線材、高音質抵抗やコンデンサー、着脱タイプ極太OFC電源コード、鋳鉄製インシュレーター、大型金メッキスピーカーターミナルなど、高音質パーツにも十分検討をくわえて採用。
試聴・チューニングを幾度も繰り返し、全ての音質部品について徹底的に見直しを図った。

買取フラワーのコメント

シンプルでありながらこのポテンシャル。
実にデノンの理想が詰まったモデルです。
お客様も音はいまでも満足しているとおっしゃられていました。
しかし年数が経ってきたのと、他のメーカーにどうしても気になるアンプがあるらしく、2台も持てないからということで買取査定に出されたようです。

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