【MICRO】SX-777Air RP-5070 のレコードプレイヤー買取事例!買取金額はいくら?
このページでは【MICRO】SX-777Air RP-5070 の買取事例を紹介しています。買取金額の相場の参考になったり、実際の買取の現場のイメージがつくと思いますのでレコードプレイヤーの売却を検討している方は是非ご覧ください!
目次
【MICRO】のSX-777Air RP-5070 の買取金額
328,000円
【MICRO】のSX-777Air RP-5070 について
マイクロが1981年に発売したアナログプレーヤーシステム。アームは付属していなかったので,ターンテーブルと いった方が適切かもしれませんが,同社の超弩級プレーヤーSX-8000シリーズをソフィストケートした,音楽マニア 向けの最高級機といった感じの高級プレーヤーでした。
SX-777の最大の特徴は,SX-8000に搭載されて高い評価を得ていた「エアーベアリング方式」の採用されたター ンテーブルにありました。
「エアーベアリング方式」は,通常,ターンテーブルの中心軸の最下部にはボールベアリング 等の機械的接触によるベアリングが存在するが,そこで生じる振動がSNの限界になるということで,機械的ベアリン グを廃し,中央部からターンテーブル周囲に向かって放出される空気によってできるわずか3μ(3/1000mm)の空 気の膜によってターンテーブルのベースから浮き上がりスムーズな回転を実現するというもので,マイクロの精密な金 属加工技術の成果でした。
この方式により,一切の振動が空気膜によって遮断され,ターンテーブルは完全な無振動 状態に置かれるというものすごいものでした。
実際,リモートドライブ(ベルトドライブ)によるモーター振動の遮断ととも に,その再生音の静粛さと高分解能は群を抜いていたものでした。
エアーベアリング方式のため,ターンテーブルを支 持するターンテーブル底面及びフレーム側には,リング状の特殊ガラスが使われていました。
ターンテーブルは,内部損失が大きく音響インピーダンスに優れた砲金製で,超精密加工によりダイナミックバランス がとられていました。
重量13kg,慣性モーメント2トン・cm2というもので,膨大な回転エネルギーで安定した回転を 保持していました。
SX-777では,回転メカニズム=大型シャフトアッセンブリーとアームマウントを一体化した「ダイレクトカップリング」 構造をとっていました。
これにより,振動循環系の同位相化と最短かを図り,ターンテーブルとトーンアーム支持部間 における振動モードの位相ズレとか移転エネルギーの変換ロスを減少させていました。
さらに,コンピュータ解析によ る徹底した振動分析が行われ,キャビネット,フレーム,インシュレーターの理想的な振動対策が図られていました。
駆動モーターは,FGサーボDCモーターを内蔵し,ファーストリカバリーダイオード,大容量コンデンサー,FETによる定電流安定化回路と回路素子の非磁性化により,負荷応答性の優れたモーター用電源回路を搭載していました。
SX-777のキャビネットは,ウレタンフィニッシュの天然木ツキ板仕上げで,幾重にも塗装され,アクリル張り合わせ の厚手のダストカバーとあわせ,優美なデザインとなっていました。
SX-777は,マイクロのアナログ再生にかける熱意とSX-8000等で開発された精密な技術を優美なデザインに まとめあげた高性能なアナログプレーヤーでした。アームやカートリッジの性能を存分に発揮させるその音には, 投入された物量と技術を感じずにはいられないものでした。
さらに,1984年にレコード吸着のバキューム機能を持 たせたSX-777FV(¥638,000)が登場し,よりアナログ再生の理想を追求したモデルとなりました。
まさに,風 格を感じる名機だったと思います。
買取フラワーのコメント
経年劣化でガタがくるのは分かっていたものの、やはり故障も多くなり手放すことを決めたそうです。
故障個所以外の部分を確認すると、しっかりと愛情を持ってお使いになられていたのだろうな、と感じさせるコンディションでした。
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