【AKAI】GX-747dbx のプレイヤー買取事例!買取金額はいくら?
このページでは【AKAI】GX-747dbx の買取事例を紹介しています。買取金額の相場の参考になったり、実際の買取の現場のイメージがつくと思いますのでプレイヤーの売却を検討している方は是非ご覧ください!
目次
【AKAI】のGX-747dbx の買取金額
222,000円
【AKAI】のGX-747dbx について
GX-747をベースにdbx Type1を新たに搭載したテープデッキ。
ノイズリダクションシステムとしてdbx Type1を搭載しています。
dbxでは音楽信号を全帯域にわたってデシベルで2分の1に圧縮して録音し、再生時にはレベルを2倍にエキスパンドする方式を採用しています。
これによりテープの許容ダイナミックレンジが128dBに拡大され、100dBを超える生演奏などのダイナミックレンジにも対応しています。
また、ノイズレベルを全可聴周波数帯域で最大30~40dB低減でき、テープヒスを低減する効果も持っています。
しかもdbxはスライディングバンド方式とは異なり、全帯域でリニアな対数圧縮・伸張を行うため、使用するテープの感度差によるミスチューニングが無く、音質の変化がありません。
GX-747dbxではプロ仕様のdbx Type1を搭載しており、dbxの動作コントロール信号をコンシューマー用のType2より広い帯域で検出するため、高域飽和特性がさらに改善されています。
録音・再生ヘッドにはアカイ独自のニューGXヘッド(Glass & X’tal Ferrite Head)を採用しています。
アカイは動特性に優れたフェライトを素材に選び、独自の素材加工技術によってフェライトのローノイズ・クリスタル化に成功しています。
そして、GXヘッドはこの素材をヘッドコアとシールドコアに使用し、全体を高硬度ガラスで固めた構造となっています。
これにより、従来のフェライトヘッドが抱えていたノイズや結晶粒子脱落などの難点を解決するとともに、渦電流損失や製造工程における特性劣化を小さく抑え、しかもパーマロイやセンダストなどの金属ヘッドより高い透磁率と飽和磁束密度を実現しています。
また、高硬度ガラスを融着材に用いるため、ヘッドキャップの工作精度が非常に高く、優れた特性を獲得しています。
この他にも、耐摩耗性に優れ、ゴミが付着しにくいなどの特徴も持っています。
ニューGXヘッドではさらにヘッド先端の形状を複合R形とすることでコンターイフェクトを徹底的に改善しています。
またトラック間のシールド強化によってロークロストーク化を徹底するなどによって全体の性能向上を図っています。
消去ヘッドには消去効率の高いダブルギャップ設計を採用しています。
テープセレクターを搭載しておりEEポジションが選択できます。
EEポジションは、アカイとマクセル、TDK、ティアックの4社共同開発によるテープ規格で、ハイポジション用カセットテープやビデオテープに使われている磁性材(マクセル:エピタキシャル、TDK:アビリン)を新たにオープンリール用としたもので、高域におけるMOL特性の大幅な向上とノイズレベルの低減を可能にしています。
録再アンプにも高音質化を図るために改良が施されており、特に録音アンプには厳選されたハイクオリティ素子を投入するとともに最新の電子回路技術を駆使し、電源部も強化することで広いダイナミックレンジを獲得しています。
メカニズム部のキャプスタン駆動用モーターにはACサーボモーターを採用しています。
ACサーボモーターはフラッター成分の発生を誘導するトルクリップルが少なく、またブラシを持たないためモーターノイズが低いなど、音響用モーターとしての利点を持っています。
この駆動特性をより完全なものとするため、サーボ特性の良好なサンプル&ホールド回路を搭載したCPG内蔵ACサーボ方式を採用しており、モーター回転軸と直結したFGからの出力をパルスに変換し、基準パルスと常に比較することで高精度な回転制御を実現しています。
また、モーターの振動を徹底的に抑えるとともに、キャプスタンシャフトにアカイ独自の超精密仕上げを施してキャプスタンの耐摩耗性やテープグリップ力を一層向上させるなどの対策を施すことでフラッター成分を減少させています。
送り出しと巻き取りには専用ACモーターを採用しています。
走行メカニズムにはシンメトリカルテープ走行メカニズムを採用しており、左右対称の6つのヘッドの中心に配置されたセンターキャプスタン・ドライブシステムによって往復ともに極めて均一な走行特性を実現しています。
さらに、ヘッドブロックの左右に配した大型のガイドローラーによってテープ走行は理想的な水平走行状態に近づき、往復ともに最適のヘッドタッチを得ています。
また、ガイドローラーとリールとの距離が極めて短縮されたため走行に伴うリールからの外乱振動が最少弦に抑えられ、しかもセンターキャプスタンがテープパスを2分して適切なテープテンションを与えるため、ヘッド近辺のテープの微小振動も低く抑えられるなどのメリットを得ています。
さらにメカニズムの完成度を高めるためガイドローラーには超精密加工シャフトを採用しており、テープをスリップロスなくトランスポートするとともにスクレイプフィルターとしても働いてテープ振動を効果的に吸収しています。
テンションアームにはオイルダンパー方式を採用しており、プリスタート時の急激なテープ振動を吸収し、優れた立ち上がりと特性を得ています。
オートロック/リリース機構を搭載しており、テープ装着時はテンションアームが自動的にロックされてヘッドブロックへのテープの引き出しを容易にすることで、ワンタッチでのテープ装着が可能となっています。
また、テンションアームは専用モーターで駆動され、テープにたるみがある場合、自動的にテンションをかけてたるみを除去した後、指定された動作に入ります。
テープ操作はフェザータッチ操作のダイレクトファンクションチェンジ方式を採用しています。
オートリバース機構を搭載しており、最長6時間(9.5cm/s、150%テープ使用時)が可能です。
システムコントロールとカウンターオートシステムそれぞれに独立した専用のマイクロコンピューターを搭載しており、操作性向上を図っています。
2機のマイコンは、5時間59分59秒まで時・分・秒をリアルタイムに表示するLED電子デジタルカウンターを軸に常時情報を交換しあっており、5つのオートシステムが可能となっており、プリセットメモリーオートリバース機能、即動メモリーオートリバース機能、ラップカウンター機能、カウントアップ機能、オート0ストップ機能を搭載しています。
プリセットメモリーオートリバース機能ではリバースポイントをプリセットすることで、どの位置からでもオートリバースが可能です。
録音時はリバースポイントをセットすることで連続往復録音が可能です。また、再生時にはリバースセレクターを連続にセットすれば0:00:00との間で繰返しオートリバースが行われます。
即動メモリーオートリバース機能ではテープ走行中に任意の位置でワンタッチでオートリバースが行えます。
また、リバースセレクターを連続にセットすれば0:00:00との間でメモリーオートリバース再生が可能です。
ラップカウンター機能は、初めにセットしたテープカウンターとは別に録音・再生中の特定のプログラム時間が計測できます。
この時、初めにセットしたカウンターも継続して作動しているため、ラップカウンター機能を解除すれば通常のテープカウンターが表示されます。
カウントアップ機能では、録音再生時にフォワード、リバースどちらの方向でもカウントを加算して表示できます。
往復録音・再生を行っている時にテープ方向が逆転してもカウントを加算して表示できるため、プログラム時間などの計算が楽に行えます。
オート0ストップ機能は、カウント減算方向に巻戻し/早送りしている時に、0:00:00の位置でオートストップさせることができます。
この時、減速しながら停止するため、テープを痛める心配がありません。
再生したまま早送り、巻戻しができるキュー/レビュー機構を搭載しています。
自動的に4秒間の無音録音部分がつくれるオートミュート機構を搭載しています。
フェードイン/フェードアウトに便利なフリクションストップ付きメモリーマーカーを搭載しています。
BTS規格に準拠したVUメーターを搭載しています。
±30%可変できるバイアスアジャスターを搭載しています。
再生時のテープスピードを±6%の範囲で変えられるピッチコントロールを搭載しています。
マイクとラインのミキシングが可能です。
誤消去を防止する録音モードセレクターを搭載しています。
リールサイズに合わせて適正なテープテンションが得られるリールサイズセレクターを搭載しています。
片道録再、往復録再、エンドレス再生などの切換ができる3段切換リバースセレクターを搭載しています。
出力ボリュームを搭載しています。
タイマースタート機構を搭載しています。
ブラックとシルバーの2色のカラーバリエーションがありました。
別売りのリモートコントロールユニットが使用できます。
買取フラワーのコメント
剛性や劣化に対する対応がしっかりと形になっているモデルです。
とはいえ発売から大分過ぎ、流石に経年劣化している物が多く見られるようになりました。
今回も故障が出るようになり、買い替えるため買取依頼をされたというお宅でした。
コンディションの良い個体はレアになりつつあります。
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