【Nakamichi】DRAGON-CT のレコードプレイヤー買取事例!買取金額はいくら?
このページでは【Nakamichi】DRAGON-CT の買取事例を紹介しています。買取金額の相場の参考になったり、実際の買取の現場のイメージがつくと思いますのでレコードプレイヤーの売却を検討している方は是非ご覧ください!
目次
【Nakamichi】のDRAGON-CT の買取金額
157,000円
【Nakamichi】のDRAGON-CT について
アブソルートセンターサーチ機構によってレコードの偏心への対策を図ったレコードプレイヤー。
DRAGON-CTではレコード盤の偏心に着目しており、レコードの中心穴と音溝に対する絶対中心がずれている際の音質劣化に着目し、独自のアブソルートセンターサーチ機構を搭載しています。
レコードが偏心していると、トーンアームが偏心量だけ左右に振られ、ミクロン単位の音溝に対してカンチレバーが大きくねじられます。
このためカンチレバーはその動作中心から外れた状態でトレースを行うことになり、左右チャンネル間で位相ズレが発生し、音像定位や音の透明感、音場再現性が損なわれてしまいます。
アブソルートセンターサーチ機構ではレコードをセットした状態で偏心量を検出し、2重構造ターンテーブルの上側を偏心量だけ動かすことで、ターンテーブルの回転の中心とレコードの音溝に対する絶対中心を高精度に一致させています。
アブソルートセンターサーチ機構ではセンサーアームによって偏心量を検出しています。
アブソルートセンターサーチのスタートスイッチを押すと、センサーアームが最終音溝へ自動的にリードインされ、偏心によるセンサーアームの左右の振れから偏心量を検出します。
この際、センサーアームの振れの大きさは光学的に検出され、電圧変化に置き換えられた後A/D変換し、マイコンが平均値を算出して偏心量を決定しています。
そして、センサーアームから得られたデータを元にして、センサーアームが最も内側に振られた状態でターンテーブルを停止します。
この際にターンテーブル外周下部に刻まれたスリットで回転角度が検出され、ターンテーブルは高精度にストップします。
ターンテーブルが停止するとストロボハウジング内のセンt-あサーチロッドが作動し、センターサーチターンテーブルに接触して押し始めます。
センターサーチロッドはモータースピンドルとセンサーアームの針先を結ぶ直線状にあり、押した距離だけセンサーアームは外側へ動きます。
センサーアームが偏心量だけ外側へ動かされたところで調整は終了します。
そして、再びターンテーブルが回転を開始し、センサーアームの振れがなくなったことを確認してセンサーアームはリターンし、偏心補正が完了します。
アブソルートセンターサーチ機構によってレコードの中心穴は通常のセット位置(ノミナルセンター)から僅かに外れ、変わってアブソルートセンターがモータースピンドルの真上にセットされます。
補正後の偏心量は20ミクロン以下に抑えられますが、これは偏心による音質劣化が感じないほどの数値となっています。
ターンテーブル駆動モーターにはナカミチ独自のスーパーリニアトルクDDモーターを採用しています。
一般的なダイレクトドライブモーターではフラッター成分が問題となります。
これを防ぐため、スーパーリニアトルクDDモーターではS極からN極への磁束変化がサイン波状となるようローターマグネットに特殊な着磁を施し、さらに駆動コイルへの電流切換もサイン波状として、磁気的に90゜ズレた2対のサイン波状トルクを重ね合わせるという方法を採用しています。
これにより合成されたトルクはSin2θ+cos2(θ+π/2)=sin2θ+cos2θ=1となり、常に一定となります。これにより原理的にコギングやトルクムラの無い滑らかな定トルク駆動を実現し、フラッターの発生を根本から抑えています。
サーボ回路にはクォーツPLL、FGサーボ方式を採用しており、回転精度を高めています。
モーターシャフトと軸受の僅かな隙間にグリスを注入し、シャフトに特殊なスリットを設けることで、回転によって常に均一な膜面が形成されるよう工夫されています。
これにより軸受への圧力が均一となり、静粛な回転を得るとともに耐久性が向上しています。
DRAGON-CTではスーパーリニアトルクDDモーターによってフラッター成分を低減したため、ターンテーブルを極端に重くしないで良いというメリットが得られています。
このため、アルミダイキャスト製のメインターンテーブルとガラス製のセンターサーチターンテーブル、されにラバーマットを組み合わせた総重量は3.05kgとなっています。
また、メインターンテーブルとセンターサーチターンテーブルは数ミクロンの空気層を介して密着しており、この空気層が互いの振動を吸収することでターンテーブルの鳴きはごく低く抑えられています。
ノミナルセンターリセットボタンを搭載しており、アブソルートセンターサーチを行う前にこのボタンを押してセンターサーチターンテーブルをノミナルセンターにリセットします。
トーンアームにはローマス・ハイコンプライナス設計の高性能MCカートリッジにターゲットを絞り込んだ特別設計のオイルダンプ方式の高剛性ストレートトーンアームを採用しています。
アームパイプは剛性の高い真鍮製とし、アーム先端部の軽量化と強度アップを両立させています。
これにより針先の微妙な動きに対する追従性を高め、アームパイプ部の強度のバラつきに起因する部分共振の発生を防いでいます。
垂直方向軸受はレコードの反りによってトーンアームが上下動しても針先が音溝に対して常に垂直となるよう設計しています。
また、水平方向軸受も高精度ラジアルボールベアリングを採用することで水平方向での初動感度を高めるなど、トーンアームの動的バランスを高いものとしています。
アームパイプは交換式となっており、別売りオプションとして交換用トーンアームパイプTA-100を追加することで各種カートリッジに対応することが可能です。
アームパイプと本体の結合にはチャッキングジョイント方式を採用しています。
パイプ内のリード線を太くし、さらにコネクター部を金メッキ割ピンによる挿入方式とすることでセルフクリーニングを兼ねた面接触としており、カートリッジの出力ロスを最小限に抑えています。
経年変化の少ないシリコンオイルによるオイルダンプ方式を採用しており、5~10Hz付近での低域共振を抑制することでセパレーションと共振特性を改善しています。
キャビネットにはダブルサスペンションシステムと2重構造キャビネットを採用することで振動による影響を抑えています。
サスペンション部はラバーインシュレーターとスプリングインシュレーターを組み合わせたダブルサスペンションシステムとなっています。
ラバーインシュレーターは比較的高い周波数の床振動を吸収し、スプリングインシュレーターは比較的低い周波数から振動を吸収し始め、トータルでぜんtない域にわたって極めて急峻な振動減衰特性が得られています。
また、ターンテーブルやトーンアームに取り付けられたトップボードは、ややソフトにチューニングされたスプリングインシュレーターによってフロートされています。スプリングインシュレーターはラバーダンパーでダンピングされており、スプリング自体の不要な揺れは素早く吸収される仕組みになっています。
キャビネットには独特の2重構造を採用しています。
DRAGON-CTは一般的なプレイヤーでのキャビネットとは異なり、キャビネット側面全てをパンチングメタルで構成し、空気振動をスムーズに透過させることでキャビネットの振動を防いでいます。
上下2枚のボードは内部損失が大きく共振しにくい突き板仕上げのパーチクルボード製となっており、トップボードには裏面から鉄板を貼りつけて十分な合成を確保しています。そして、メインドライブモーターとトーンアームをこの鉄板に取り付け、それぞれの動きを完全に一体化しています。
ダストカバーが拾う空気振動がターンテーブルやトーンアームに伝わらないよう、ダストカバーのヒンジをボトムボードに直結しています。
操作部は音質に悪影響を与えない範囲でセミオートシステムを採用しています。
トーンアームは光学スイッチと専用コアレスリニアモーター駆動によるオートリターン方式となっています。
キューイングやカットも前面のコントロールパネルから可能となっています。
アームの昇降はオイルダンプ方式の滑らかなアームエレベーターによってスムーズなものとなっています。
±6%のピッチコントロール機能を搭載しています。
針圧調整は0.1gステップで最大3gまで直読式でコントロールできます。
また、アンチスケーティング機構もトーンアームから分離しており、設定を容易にしています。
ラバーインシュレーターの取付部は高さ調整機構を兼ねており、設置場所に応じてキャビネットの水平バランスを調節できます。
出力端子には金メッキ処理が施されたピンジャック出力端子を採用しています。
トップボードとボトムボードはブラック塗装の天然木突き板仕上げが施されています。
レコードの反りを抑え、ターンテーブルの密着度を高める重さ500gの専用ディスクスタビライザーが付属しています。
買取フラワーのコメント
故障により各部開閉すらままならなくなったため、買取依頼をだされたそうです。
修理してまでは、と考える価格帯のモデルの場合は捨ててしまうより買取に出された方がお得な場合が多いですよ。
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